第一回半空文学賞 テーマ「珈琲」
No10 無題
「やいっ」てところにだだをこねる子供のような、幼さやあどけなさの残る青年のような、はたまたつるさんの絵で遠い幼い日々を懐かしむ老年代のような、作者の人物像をかき立てられる作品でした。
No9 きたないボク
心に突き刺さる作品、いつだって弱い者には強い者にかなわない。美しい者と汚い者の対比。それを珈琲という一言で表現する残酷さ。これをしたり顔でキーボードをたたいていいる自分が全てを見透かされているようで恐ろしい。
No8 珈琲と女の子
珈琲に入れる砂糖の量と女子の年齢との反比例、鋭く苦い指摘とマッチを擦ってローソクに灯す火、そして甘いチョコレートケーキを囲んだパーティーの景色が絶妙です。
No7 僕はコーヒーが好きじやあない
珈琲は刺激物、たしかにそう。でも珈琲のない世界ほど残念な世界はない。ティラミスにだまされるよ、その言葉、その響きにだまされてはいけないよ。珈琲カップの画と立ち上る湯気が味わい深い
No6 こんな僕はMなのだろうか
フルネームで登場した先輩になんだかこだわりを感じてしまう。これは俗に言うツンデレというやつなんだろうか。そのギャップに萌える男子もきっと多いはず(自分もそのひとりだったりするのです)